日本ビジネスの中心地・丸の内エリアにザ・ペニンシュラ東京はあります。日本の伝統とモダンなデザインが融合したラグジュアリーな空間。いつも忙しい東京の街が一変して、ザ・ペニンシュラ東京では時間の流れが変わります。
5つ星のラグジュアリーホテル ザ・ペニンシュラ東京
香港発祥のザ・ペニンシュラは、香港上海ホテルズ社が運営するホテルです。旗艦ホテルであるザ・ペニンシュラ香港が1928年に開業し、現在は世界10都市でラグジュアリーホテルを運営。独自のサービスが根強いファンを惹きつけています。
ザ・ペニンシュラ東京は丸の内エリアに位置し、ビジネス街・丸の内やショッピング街・銀座が徒歩圏内と、最高のロケーションです。また日比谷公園、皇居に面しているため、都内のホテルの中では部屋からの眺めも良いと言えるでしょう。24階建ての建物は日本の「灯籠」をイメージしています。日本の伝統な要素を暖かみのある素材で取り入れ、和モダンな雰囲気です。
客室|プレミアルーム
重厚感のある木の扉をスライドさせると広々とした客室が現れます。広さは54㎡。和の要素がモダンにアレンジされており、その暖かさから自然とリラックスすることができました。個人的に嬉しいポイントがいくつかあったので紹介します!
⚫︎キャリー・ブラットショーもきっと喜ぶ!広々としたクローゼット
ホテルのクローゼットといえば壁に収納するようなイメージがありますが、ザ・ペニンシュラ東京のクローゼットは本物のウォークインクローゼット。キャリー・ブラッドショーが実在したら喜ぶこと間違いなしです。化粧台にはネイルドライヤーも搭載。スムーズに出発準備を整えることができます。
⚫︎ゆったりとしたバスルーム
筆者はとあるバスルームの写真でザ・ペニンシュラ東京に興味を持ちました。それは2022年8月。レディー・ガガがライブツアーで日本に来た際に、インスタグラムにアップした写真が紛れもなくザ・ペニンシュラ東京のバスルームだったのです。ガガの部屋は最上級のスイートだったので全く同じではありませんが、ファンとしては嬉しいひとときでした。
⚫︎あれ、テレビがない?
もちろんテレビがないなんてことはありません。あるのですが完全に隠されています。筆者はホテルステイの時、部屋を存分に楽しむためテレビを見ないことにしています。テレビを隠すことで、より一層非日常を感じることができました。
初めての朝食は定番を!ボリューム満点「中華粥と天津の朝食」
ザ・ペニンシュラ東京の朝食はビュッフェ形式ではなく、コース形式。1階のザ・ロビーもしくは客室で食べることができます。ゆっくりと朝食を楽しみたかったので、今回は客室でいただくことにしました。
「Chinese Breakfast」と「Japanese Breakfast」をオーダー。
香港発祥のホテルということもあり、「中華粥と天津の朝食」は朝食の定番。まず驚くのはそのボリューム!筆者は朝食で中華料理を食べる習慣がないので「こんなに食べられるだろうか?」と不安になりましたが、優しい味わいなのですぐに違和感はなくなりました。なかでも温かい海鮮中華粥はささっと食べられるのですが、ゆっくり味わいたい、そんなおいしさでした。
【Chinese Breakfast】 7,000円(税・サービス料込)
- 本⽇の点⼼とチャーシュー⼊り饅頭
- 海鮮中華粥
- プーアール茶で煮込んだ卵
- 鶏⾁ともやし⼊り醤油焼きそば
- デザート
- ジュース、コーヒーまたは紅茶
和食は神戸芦屋のミシュラン二つ星「京料理たか木」のオーナーシェフ・高木一雄氏が監修した京料理です。ご飯は、「炊き立てのご飯をご提供したい」という高木シェフの強い思いから、30分おきに少しずつ炊き上げているのだとか。焼き魚とおばんさいは2か月ごとに内容が変わるので、四季を満喫できる朝食です!
【Japanese Breakfast】 7,000円(税・サービス料込)
- ご飯
- お味噌汁
- 焼き魚
- おばんさい
- デザート
- ジュース、コーヒーまたは紅茶
泳がなくてもリラックスできる!プールは自分流の楽しみ方で
5階には20 mの温水プールがあり、宿泊者は無料で利用ができます。大きな窓からは皇居外苑と日比谷公園が!プールサイドのチェアに寝転がって、外の景色と水の音楽しむ。時間を忘れてリラックスすることができました。
オリジナルグッズが盛りだくさん!
地下1階にあるザ・ペニンシュラ ブティック&カフェでは、ケーキや焼き菓子、ザ・ペニンシュラ東京のオリジナルグッズなどを購入可能です。筆者は容器に一目惚れしてチョコレートを購入しました。
ザ・ペニンシュラのアイコン「ページボーイ」。エントランスでは白いユニフォームに身を包んだスタッフ「ページボーイ」が迎えてくれます。今回購入したチョコレートは「ページボーイ」の帽子がモチーフ!チョコはもちろんおいしいのですが、セラミックの容器を何に使おうかわくわくしてしまいます。
※右奥の書籍は東京都現代美術館で開催していた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展の図録です
ペニンシュラでしか体験できない!最高の贈り物「ペニンシュラタイム」
ザ・ペニンシュラ東京では、革新的なサービスが数多く提供されていますが、その中でも特徴的なのがペニンシュラ・タイム。到着日の6:00から、出発日の22:00まで追加料金なしで客室を利用することができるのです!他のホテルが15:00チェックイン、12:00チェックアウトだと仮定すると、最長で16時間も長く滞在できることに。公式HPには、「旅行が従来よりも複雑になっている今、時間の延長はお客様にお贈りできる特典の中で最も価値のあるものの一つだと考えております」と書かれていましたが…。ペニンシュラさん、太っ腹です。
今回、私たちは朝9時にチェックインし、21時にチェックアウトしました。スパにも何度も通ったり、お部屋のお風呂にもいっぱい入ったりとホテルステイを満喫できました!
※ペニンシュラ・タイムは、ザ・ペニンシュラホテルズへの直接予約または推奨旅行アドバイザーを通じた予約の場合に利用可能です
ホテル 概要
ザ・ペニンシュラ東京
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-8-1
公式HP:https://www.peninsula.com/ja/default
ザ・ペニンシュラ東京は東京メトロ・日比谷駅と駅直結です。日比谷駅はJR有楽町、東京メトロ銀座駅とも地下でつながっているので、アクセスしやすいです。